HANA music

日本、アメリカなどの音楽の情報を載せています。Jazz,Funkなどが多いです。

若手ピアニスト Taylor Eigsti テイラー・アイグスティの最新シングル"Hutcheonite"リリース!

若手ピアニストのTaylor Eigsti テイラー・アイグスティが新しく"Hutcheonite"をリリースしました。

 

参加メンバー

Taylor Eigsti テイラー・アイグスティ (Keyboards)

https://www.instagram.com/tayloreigsti/

David "DJ" Ginyard デイヴィッド・ギンヤード (Bass)

https://www.instagram.com/dginyard/

Charles Altura チャールズ・アルトラ (Guitar)

https://www.instagram.com/charlesaltura/

Eric Harland エリック・ハーランド (Drums)

https://www.instagram.com/ericharland/

"Hutcheonite"

この曲はTaylor Eigsti テイラー・アイグスティが宇宙化学者 Ian Hucheon イアン・ハッチオンをトリビュートして作った曲です。

Taylor Rigsti テイラー・アイグスティは2021/05/21に新しいアルバム"TREE FALLS"をリリース予定でそのアルバムにも収録される予定で、少し前にはシングル"Skylark"もリリースしました。

Taylor Eigsti テイラー・アイグスティ

Taylor Eigstiは1984年にカリフォルニア州に生まれました。

さまざまな著名なアーティストと共演しており、Chris Botti クリス・ボッチ、Joshua Redman ジョシュア・レッドマン、Becca Stevens ベッカ・スティーブンス、Chick Corea チック・コリアMcCoy Tyner マッコイ・タイナーなどと共演しています。

またこのシングルにも参加しているEric Harland エリック・ハーランドのグループ"Voyager"やドラマーのKendrick Scott ケンドリック・スコットの"Oracle"にも参加しています。

 

関連動画

 

 

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Chris Potter最新シングル"Southbound"リリース!

サックス奏者のChris Potterが最新シングル"Southbound"をリリースしました。

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参加メンバー

Chris Potter クリス・ポッター (Sax)
James Francies ジェームズ・フランシーズ (Keyboards)
Eric Harland エリック・ハーランド (Drums)

最新アルバムもリリース?!

Chris Potter クリス・ポッターは2021年5月14日に新アルバム"Sunrise Reprise"をEdition Recordsからリリース予定で今回のシングル"Soutubound"もそのアルバムに収録されています。

少し前にリリースされたアルバム"Circuits"と同じメンバーでのレコーディングのようでリリースが待ち遠しいです。

 

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関連動画

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Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレの"on the tender spot of every calloused moment"を紹介したい!

今回はグラミー賞にもノミネートされたトランペッターAmbrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレのアルバム"on the tender spot of every calloused moment"を紹介したいと思います。

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参加ミュージシャン

Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレ (Trumpet)

Sam Harris サム・ハリス (Piano)

Harish Raghavan ハリッシュ・ラガヴァン (Bass)

Justin Brown ジャスティン・ブラウン (Drums)

ゲスト

Genevieve Artadi  ジェネヴィエーヴ・アルタディ (Vocal)

Jesus Dioz イェスス・ディオズ (Vocal)

Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレとは

オークランド出身のトランペッターです。

Berklee High School のジャズアンサンブルに参加していました。学校はマンハッタン音楽院を卒業しています。

2007年にはThelonious Monk Jazz Competition, CarmineCaruso International Jazz Competition で優勝していてジャズの大きな大会を2つ制覇しました。またBrad Mehldau ブラッド・メルドー, Vijay Iyer ビジャイ・アイヤー, Jack DeJohnette ジャック・ディジョネット, Kendrick Lamar ケンドリック・ラマーなどとも共演歴がありBlueNote All-Starsのアルバムにも参加しました。

(BlueNote All Starsのアルバムは以前記事で紹介しました。)

 

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アルバムのポイント

Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレのアルバムによく参加していてライブなども回っているJustin Brown ジャスティン・ブラウン, Harish Raghavan ハリシュ・ラガヴァンに加え前作のアルバム"Origami Harvest"などにも参加していたSam Harris サム・ハリスも参加しています。

Roy Hargrove ロイ・ハーグローブを追悼する曲も入っていたり、とてもメッセージ性が強いアルバムとなっています。

参加ミュージシャンの紹介

Sam Harris サム・ハリス (Piano)

 ダラス出身のピアニストです。

Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレと同じくマンハッタン音楽院を卒業しています。またクラシックもやっていました。

挾間 美帆, Gretchen Parlato グレッチェン・パーラト, Logan Richardson ローガン・リチャードソンなどと共演したことがあります。

Harish Raghavan ハリッシュ・ラガヴァン (Bass)

シカゴ出身のベーシストです。

最近、デビューアルバム"Call for Action"をリリースしました。2009年にはThelonious Monk Competitionのセミファイナルまで進出した経験もあります。

様々なトップミュージシャンと共演したことがあり、Charles Lloyd チャールズ・ロイド, Gerald Clayton ジュラルド・クレイトン, Eric Harland エリック・ハーランド, Taylor Eigsti テイラー・アイグスティなどとも共演しています。

Justin Brown ジャスティン・ブラウン (Drums)

以前の記事で詳しく紹介しました。ぜひ読んでみてください。

 

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 Genevieve Artadi ジェニヴィエーヴ・アルタディ (Vocal)

LAを拠点に活躍するボーカリストです

Louis Cole ルイス・コールとのユニット"KNOWER"のボーカリストとしても知られています。様々なミュージシャンとも共演していて、Jacob Colier ジェイコブ・コリアー, SnarkyPuppy スナーキーパピー. Thudercat サンダーキャットなどと共演しています。

Jesus Diaz イェスス・ディアズ (Vocal)

ハバナ生まれのボーカリスト、パーカッション奏者です。

Stevie Woder スティービー・ワンダー, The Dave Mathews Band, Dizzy Gillespie ディジー・ガレスピーなどと共演しています。

またアレンジャーもやっていて様々なシーンで活躍しています。


On the Tender Spot of..

第63回グラミー賞ノミネート作品が発表!<63rd Grammy Awards)

日本時間の2020/11/24-25にかけて63rd Grammy Awardsにノミネートされた作品が発表されました。

今回はその中でもJazz, Funkに注目してノミネートされたアルバムを紹介します。

グラミー賞 Grammy Awards とは

毎年、米国内でリリースされたアルバムなどの中から総合、カテゴリー別それぞれ選別されます。セールスにも影響を与え、音楽業界では最も栄誉のある賞とみなされています。

しかし近年では批判も起きていて2020年にはBeyonce ビヨンセTylor Swift テイラー・スウィフトらが出席を辞退したり、今年のノミネートの際にはThe Weekend ザ・ウィークエンドが主催のThe Recording Academy ザ・レコーディング・アカデミーを"腐敗している"と批判しました。

Best Progressive R&B Album

ノミネート作品一覧

  • CHILOMBO -Jhené Aiko
  • UNGODLY HOUR -Chloe X Halle
  • FREE NATIONALS -Free Nationals
  • F*** YO FEELINGS  -Robert Glasper
  • IT IS WHAT IT IS -Thundercat

FREE NATIONALS  (Free Nationals フリーナショナルズ)

Anderson .Park アンダーソン・パークのバッグバンドを務めています。そんなバンドのアルバムが今回ノミネートされました。

メンバーはJosé Rios ホセ・リオス (guitar)、Kelsey Gonzalez ケルシー・ゴンザレス(Bass)、Ron “Tnava” Avant ロン・アヴァント(keyboard)、Callum Connor カルム・コナー(Druns)の4人です。

F**** YO FEELINGS (Robert Glasper ロバート・グラスパー)

ジャズの最先端を行くRobert Glasper ロバート・グラスパーのアルバムがノミネートされました。

参加ミュージシャン

Robert Glasper ロバート・グラスパー (keyboards)

Derick Hodge デリック・ホッジ (Bass)

Chris "Daddy" Dave クリス・デイブ (Drums)

ゲスト

Buddy, Denzel Curry, YBN Cordae, Bilal, Herbie Hancock, Mick Jenkins,Yebba, Audra Day, Stacyann Chin, Baby Rose, Rapsody, SIR, Bridget Kelly, Song Bird, Muhsinah, Queen Sheba, Herbie Hancock, Yasiin Bey, Terrace Martin, Taylor McFerrin

IT IS WHAT IT IS (Thudercat サンダーキャット)

ベーシストThundercat サンダーキャットのアルバムです。

最近ではAriana Grande アリアナ・グランデとコラボして披露した"Them Changes"が話題になりました。

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 この"IT IS WHAT IT IS"ではFlying Lotus フライング・ロータスとの共同プロデュースとなっています。

Louis Cole ルイス・コールKamashi Washington カマシ・ワシントン, Ronald Bruner Jr.  ロナルド・ブルーナージュニアなどがフイーチャリングされています。

Best Improvised Jazz Solo

  • "GUINEVERE" Christian Scott Atunde Adjuah (アルバム Axiom)
  • "PACHAMAMA" Regina Carter (アルバム Ona by Thana Alexa)
  • "CELIA" Gerald Clayton (アルバム Happening Live At The Village Vanguard)

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  • "ALL BLUES" Chick Corea (アルバムTrilogy 2 )
  • "MOE HONK" Joshua Redman (アルバム RoundAgain)

Best Jazz Instrumental Album

ノミネート作品一覧

  • ON THE TENDER SPOT OF EVERY CALLOUSED MOMENT -Ambrose Akinmusire
  • WAITING GAME -Terri Lyne Carrington And Social Science
  • HAPPENING: LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD -Gerald Clayton
  • TRILOGY 2 -Chick Corea, Christian McBride & Brian Blade
  • ROUNDAGAIN -Redman Mehldau McBride Blade

ON THE TENDER SPOT OF EVERY CALLOUSED MOMENT Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレ

トランペッターAmbrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレのアルバムです。

参加ミュージシャン

Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレ (Trumpet)

Sam Harris サム・ハリス (Piano)

Harish Raghavan ハリッシュ・ラガヴァン (Bass)

Justin Brown ジャスティン・ブラウン (Drums)

Genevieve Artadi ジュネヴィエーヴ・アルタディ  (Vocal)

Jesus Diaz イェスス・ディアス (Vocal)

KNOWERのボーカリストGenevieve Artadi ジュネヴィエーヴ・アルタディが参加していたりキューバ出身のボーカリスト Jesus Diaz イェスス・ディアスによるヨルバ語の歌などもあり個性的なアルバムになっています。

 WAITING GAME Terry Lyne Carrington テリー・リン・キャリントン

ドラマーTherry Lyne Carrington テリー・リン・キャリントンのアルバムです。2枚組になっていて今回ノミネートされたのは1枚目のSocial Scienceとのアルバムです。

参加ミュージシャン

Social Science

Terry Lyne Carrington テリー・リン・キャリントン (Drums)

Aaron Parks アーロン・パークス (Piano)

Mattew Stevens マシュー・スティーブンス (Guitar)

ゲスト 

Kassa Overall カッサ・オーバーオール

Malcolm-Jamal Warner マルコム・ジャマール・ワーナー

Debo Ray デボ・レイ

Raydar Ellis ライダー・エリス

Nicholas Payton ニコラス・ペイトン

Rapsody ラプソディー

Kokayi コカイ

Mark Kibble マーク・キッブル

Meshell Ndegeocello ミシェル・ンデゲオチェロ

HPPENING Live At Village Vanguard Gerald Clayton ジュラルド・クレイトン

ピアニストGerald Clayton ジュラルド・クレイトンのアルバムです。Village Vanguardでのライブを収録したものになります。

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参加メンバー

Gerald Clayton ジュラルド・クレイトン (Piano)

Logan Richardson ローガン・リチャードソン (A.Sax)

Walter SmithⅢ ウォルター・スミス3世 (T.Sax)

Joe Sanders ジョー・サンダース (Bass)

Marcus Gilmore マーカス・ギルモア (Drums)

Trilogy 2 Chick Corea, Christian McBride & Brian Blade

最強トリオChick Corea チック・コリア, Christian Mcbride クリスチャン・マクブライド, Brian Blade ブライアン・ブレイドによるアルバムです。

このアルバムの前作Trilogyでもグラミー賞を2部門で受賞しています。

メンバーを見ただけでもやばそう...と思えてしまうアルバムですが聞いてみるととてもやばいです。常に会話をしていて聞いていて虜になってしまうようなアルバムです。

RoundAgain Redman Mehldau McBride Blade

Joshua Redman ジョシュア・レッドマン, Brad Mehldau ブラッド・メルドー, Christian McBride クリスチャン・マクブライド, Brian Blade ブライアン・ブレイドによるアルバムです。リリース前から話題になっていたアルバムになります。

ジャズ界のレジェンドたちが参加していて素晴らしいアルバムです。


2019 Grammy Nominees

ピアニストGerald Clayton ジュラルド・クレイトンのライブ盤"Hppening Live At The Village Vanguard"を紹介したい!

今回はピアニストGerald Clayton ジュラルド・クレイトンのライブ盤"Hppening Live At The Village Vanguard"を紹介したいと思います。

過去の記事でVillage Vanguard を紹介しているのでよければそちらも読んでみてください。

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参加ミュージシャン

Gerald Clayton ジュラルド・クレイトン (Piano)

Logan Richardson ローガン・リチャードソン (A.Sax)

Walter SmithⅢ ウォルター・スミス3世 (T.Sax)

Joe Sanders ジョー・サンダース (Bass)

Marcus Gilmore マーカス・ギルモア (Drums)

Gerald Clayton ジュラルド・クレイトンとは

オランダのユトレヒト出身のピアニストです。

Billy Childs ビリー・チャイルズKenny Baron ケニー・バロンの下で勉強していました。家族でやっていたバンドThe Clayton Brothersにも参加していてアルバム"Brother to Brother"ではグラミー賞にノミネートされました。

またRoy Hargrove ロイ・ハーグローブ, Ravi Coltrane ラビ・コルトレーン, Ben Wendel ベン・ウェンデル, Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレらをはじめとしたさまざまなミュージシャンと共演したことがありCharles Lloyd チャールズ・ロイドとツアーを回っていたこともあります。

 

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ポイント

このアルバムは2020/07/10にリリースされました。

録音は2019年の4月に6日間ライブをVillage Vanguardでした時の中から選ばれた録音が収録されています。Village Vanguardはジャズバーの中でも有名な場所でBill Evans ビル・エヴァンスJohn Coltrane ジョン・コルトレーンもライブをしたことがありとても歴史があるところです。

ライブ盤なのでライブならではの表情豊かな音楽を聴くことができます。

参加ミュージシャンの紹介

Logan Richardson ローガン・リチャードソン

カンザスシティ出身のサックス奏者です。

Blue Note Recordsから"SHIFT"というアルバムを出していてメジャーレーベルではデビュー作になります。メンバーはPat Metheny パット・メセニー, Jason Moran ジェイソン・モラン, Harish Rghavan ハリッシュ・ラグハバン, Nasheet Waits ナシート・ウェイツで素晴らしいミュージシャンたちが参加しています。

The New Schoolを卒業していてBurnis Earl TravisⅢ バーニス・トラビスJoe Sanders ジョー・サンダース, Jamire Williams ジャマイア・ウィリアムズらと同時期に通っていました。Christian Scott クリスチャン・スコット, Billy Hart ビリー・ハート, Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレらとも共演したことがあります。

Walter SmithⅢ ウォルター・スミス3世

レキサス生まれのサックス奏者です。バークリー音楽大学で全額奨学金を獲得し卒業しました。

2006年にFresh Sound New TalentからデビューしていてRobert Glasper ロバート・グラスパーEric Harland エリック・ハーランド, Kendrick Scott ケンドリック・スコット, Aaron Parks アーロン・パークスなど様々なミュージシャンを迎えてレコーディングしました。アルバムのジャケットはSam Rivers サム・リバースのFuchsia Swing Songを意識しています。

 

Joe Sanders ジョー・サンダース

2009年にThelonious Monk Institute of Jazz International Bass Competitonで準優勝を獲得しています。この年は1位がBen Williams ベン・ウィリアムズ, 3位がMatt Brewer マット・ブリューワーでした。

またChristian McBride クリスチャン・マクブライド, Ron Carter ロン・カーター, Herbie Hancock ハービー・ハンコック, Charles Lloyd チャールズ・ロイドらと共演したこともあります。自身のプロジェクト"Infinity"で活動したりBen Wendel ベン・ウェンデルのグループ、Kendrick Scott Oracleにもレギュラーメンバーとして参加しています。

Marcus Gilmore マーカス・ギルモア

ニューヨーク生まれのドラマーでレジェンドドラマーRoy Haynes ロイ・ヘインズの孫でもあります。

様々なミュージシャンと共演していてChick Corea チック・コリア, Chris Potter クリス・ポッター, Robert Glasper ロバート・グラスパー, Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレらとも共演しています。Tylor McFerrin テイラー・マクファーリン, BIGYUKIとのプロジェクトも話題になっていてジャズだけでなくHipHop, Neo Soul様々なシーンで活躍を見せています。

Zildjian Liveでの演奏も話題になりました。


Happening: Live.. -Live-

<John Escreet>現代ジャズには欠かせないピアニストJohn Escreet ジョン・エスクリートのアルバム"Learn to Live"を紹介したい!

今回はピアニストJohn Escreet ジョン・エスクリートが2018年に発表したアルバム"Learn to Live"を紹介したいと思います。

2018'

1. Opening
2. Broken Justice (Kalief)
3. Lady T's Vibe
4. Test Run
5. Learn to Live
6. A World Without Guns
7. Smokescreen
8. Global Citizen
9. Contradictions
10. Humanity Please

 

参加ミュージシャン

John Escreet ジョン・エスクリート (Piano)

Nicholas Payton ニコラス・ペイトン (Trumpet)

Greg Osby グレッグ・オズビー (Sax)

Matt Brewer マット・ブリューワー (Bass)

Justin Brown ジャスティン・ブラウン (Drums)

Eric Harland エリック・ハーランド (Drums)

ポイント

今回のアルバム”Learn to Live”ではドラマーがEric Harland エリック・ハーランドJustin Brown ジャスティン・ブラウンの2人参加しておりトラック1, 2, 4, 8では2人一緒に演奏しています。

またElvin Jones エルヴィン・ジョーンズなどの様々な著名アーティストと共演歴もあり自身のアルバムも話題になっているトランぺッターNicholas Payton ニコラス・ペイトンJack DeJohnette ジャック・ディジョネットらと共演したことがあるGreg Osby グレッグ・オズビーなども参加していて豪華なメンバーになっています。

ちなみにMasterを担当したのはKneebodyFOURで活躍するドラマー、ベーシストNate Wood ネイト・ウッドです。

 

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John Escreet ジョン・エスクリートとは

John Escreet ジョン・エスクリートは2006年にニューヨークに移り住みManhattan School of Musicに通っていました。学校ではKenny Baron ケニー・バロン, Jason Moran ジェイソン・モランの下で勉強していました。

2008年9月にデビュー作"Consequences"をリリースしメンバーにはDavid Binney デイビッド・ビニー (Sax), Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレ (Trumpet), Matt Brewer マット・ブリューワー (Bass), Tyshawn Sorret タイショーン・ソーリー(Drums)を迎えました。またChris Potter クリス・ポッターWayne Krantz ウェイン・クランツなどとも共演したことがあります。

最近ではAntonio Sanchez & Migrationに参加したり2011年にはKNOWERのアルバムにも参加していたりと様々なシーンで活躍を見せているピアニストです。

参加ミュージシャンの紹介

Nicholas Payton ニコラス・ペイトン (Trumpet)

ニューオリンズ出身のトランペッターです。ベースとスーザを演奏するWalter Payton ウォルター・ペイトンの息子です。

幼いころからプロとしてのキャリアを積んでいて1990年ごろにはMarcus Roberts マーカス・ロバートElvine Jones エルビン・ジョーンズとツアーを回っていました。また様々なミュージシャンと共演したことがありRay Brown レイ・ブラウン, Ray Charles レイ・チャールズ, Herbie Hancock ハービー・ハンコック, Dr.John ドクター・ジョン, Joe Henderson ジョー・ヘンダーソンなどとも共演しています。

様々なジャズミュージシャンが参加しているSFJAZZ Collectiveの初期メンバーでもあります。

Greg Osby グレッグ・オズビー (Sax)

セントルイス出身のサックス奏者です。

1985-1991の間にJack DeJohnette ジャック・ディジョネットのバンドに参加していたり、Jim Hall ジム・ホールAndrew Hill アンドリュー・ヒル, Herbie Hancock ハービー・ハンコック, Dizzy Gillespie ディジー・ガレスピーとも共演したことがあります。

Matt Brewer マット・ブリューワー (Bass)

オクラホマ出身のベーシストです。

John Escreet ジョン・エスクリートと一緒にAntonio Sanchez & Migrationにも参加しています。またBen Wendel ベン・ウェンデルの"The Seasons"Will Vinson ウィル・ビンソンのアルバムにも参加しています。

 

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最近のジャズのアルバムにもたくさん参加していたり、Joel Ross ジョエル・ロス, Mike Moreno マイク・モレーノ, Vijay Iyer ビジャイ・アイヤー, Chris Potter クリス・ポッターなど様々ミュージシャンと共演しています。

Justin Brown ジャスティン・ブラウン (Drums)

オークランド出身のドラマーです。

セロニアスモンクコンペティションで準優勝にもなったことがあります。また自身のプロジェクト"Nyeusi"も話題になりました。

 

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 またFlying Lotus フライング・ロータス, Ambrose Akinmusire アンブローズ・アキンムシーレ, Thundercat サンダーキャットChris Potter クリス・ポッター, Herbie Hancock ハービー・ハンコックなど様々なミュージシャンと共演していて大活躍なドラマーです。

Eric Harland エリック・ハーランド (Drums)

テキサス生まれのドラマーです。

Charles Lloyd チャールズ・ロイド, Kurt Rosenwinkel カート・ローゼンウィンケル, Julian Lage ジュリアン・ラージ, Chris Potter クリス・ポッターらのグループに参加していたりMcCoy Tyner マッコイ・タイナー, Mark Turner マーク・ターナー, Wynton Marsalis ウィントン・マルサリス, Joe Henderson ジョー・ヘンダーソンらとも共演したことがあります。

また自身のレコーディングスタジオ(GSI Studios)も仲間と共同でもっています。

 

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ジャズでヒップホップなバンド"Kneebody"を紹介したい!

今回はBen Wendelベン・ウェンデルNate Woodネイト・ウッドなどが参加しているバンド"Kneebody"を紹介したいと思います。

Kneebodyとは

2001年に結成されたバンドでNate Wood ネイト・ウッド以外がEastman School of Musicの出身で途中でAdam Benjamin アダム・ベンジャミンがCalifornia Institute of the Artsに編入したときに出会ったのがNate Wood ネイト・ウッドです。

Kneebodyはリーダーなどは決まっていません。最近ではKneebody独自の音楽言語があることを動画で紹介していてその動画も話題になりました。

デビューアルバムは"Kneebody"(2005)でDave Douglas デイブ・ダグラスのレーベルGreenleaf Musicから出しています。

これまでに8作のアルバム、3作のライブ盤、1作のEPを出しています。

2019年には最新アルバム"Chapters"を発表しました。このアルバムでは様々なミュージシャンとコラボしていてHerbie Hancock ハービー・ハンコックのツアーにも参加したMichael Mayo マイケル・マヨ, Becca Stevens ベッカ・スティーブンス, Josh Dion ジョッシュ・ディオン, Gerald Clayton ジュラルド・クレイトン, Gretchen Parlato グレッチェン・パーラトなども参加しています。

メンバー

Ben Wendel ベン・ウェンデル (sax)

様々なシーンで活躍しているサンタモニカ出身のサックス奏者です。

自身のアルバム"The Seasons"や"High Heart"で話題にもなりました。またKamashi Washington カマシ・ワシントン, Snoop Dogg スヌープ・ドッグなどとも共演したことがあります。

 

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Shane Endsley シェーン・エンドスリー (trumpet)

トランペットのほかにもパーカッションをEastman School of Musicで勉強していました。Ani DiFranco アーニー・ディフランコDonny McCaslin ダニー・マッキャスリンと共演しています。

Adam Benjamin アダム・ベンジャミン (keyboards)

Dave Douglas デイブ・ダグラスDonny McCaslin ダニー・マッキャスリンのアルバムにも参加したことがあるピアニストです。

出身であるCalifornia Institute of the Artsなどで非常勤講師も務めています。

Nate Wood ネイト・ウッド (drums)

現在はベーシストが抜けたためNate Woodネイト・ウッドがドラムとベースを担当しています。ドラムの技術ももちろんですがベースの演奏も素晴らしくDonny McCaslin ダニー・マッキャスリンのバンドなどでもベースを弾いています。

Ben Wendelベン・ウェンデルの最新アルバム"High Heart"にも参加していました。またさまざまなミュージシャンと共演歴がありロックバンド"Queen"のBrian May ブライアン・メイ, Roger Taylor ロジャー・テイラーWayne Klantz ウェイン・クランツBilly Childs ビリー・チャイルドSting スティングなどと共演しています。

ソロでの活動、Louis Cole ルイス・コールのビッグバンドでの活動も話題になりました。

Kaveh Rastegar カーヴェ・ラステガー (bass) 現在は所属していません。

2019年2月に他のプロジェクトに集中するため脱退しました。

様々なミュージシャンと共演したことがあり、John Legend ジョン・レジェンドRingo Starr リンゴ・スターらと共演しました。また作曲もしていてBruno Mars ブルーノ・マーズMishell Ngedeocello ミシェル・ンゲデニェチェロなどにも提供したことがあります。

ディスコグラフィー

Studio albums

  • Kneebody (Greeanleaf, 2005)
  • Low Electrical Worker (Colortone, 2007)
  • Twelve Songs by Charles Ives with Theo Bleckmann (Winter & Winter, 2008)
  • You Can Have Your Moment (Winter & Winter, 2010)
  • The Line (Concord, 2013)
  • Kneedelus with Daedelus (Brainfeeder, 2015)
  • Anti-Hero (Motema, 2017)
  • Chapters (Edition, 2019)

Live albums

  • Kneebody Live: Volume One (2007)
  • Kneebody Live: Volume Two: Live in Italy (2009)
  • Kneebody Live: Volume Three: Live in Paris (2011)

EPs

  • By Fire (2019)

 Wikipediaより引用

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