HANA music

日本、アメリカなどの音楽の情報を載せています。Jazz,Funkなどが多いです。

1960年代でおすすめのTony Williamsトニー・ウィリアムス参加アルバム No.1

今回はMiles Davisマイルス・デイヴィスV.S.O.Pなどに参加していたドラマーTony Williams トニー・ウィリアムス1960年代のおすすめアルバムを紹介します。

Tony Williamsとは

1945年イリノイ州シカゴに生まれる。

幼少期よりドラマーAllan Dawsonアラン・ドーソンにドラムを学びながら育ちました。Allan Dawsonアラン・ドーソンは音楽学校でもよくつかわれているThe Rudiments Ritualを作った人です。

様々なドラマーから影響を受けておりMax Roachマックス・ローチからも様々なことを学びよくMax Roachマックス・ローチから譲り受けたシンバルを使用していました。

本人曰く"練習はしたことがない"らしいですが練習を練習と思わずやっていたのだと思います。またジャズドラミングに様々な影響を与えており、以前であればハイハットは2,4で踏むものだったのをすべてのビートで踏んだり、Tony Phraseと呼ばれるような特徴的なフレーズなども生み出しました。

おすすめアルバム

Seven Steps to Heaven (Miles Davis) 1963'

Tony Williamsトニー・ウィリアムスが初めてMiles Davisマイルス・デイビスのバンドに参加したアルバムです。(ライブアルバムを除く)

当時Tony Williamsトニー・ウィリアムスはわずが17歳でした。

演奏は17歳とは思えない演奏でライドの音色もやはり素晴らしくソロに対するリアクトも素晴らしいです。

Tracks 1, 3, 5, 7 & 8 – recorded in Hollywood on April 16 or 17, 1963

Miles Davis – trumpet
George Coleman – tenor saxophone (track 7 only)
Victor Feldman – piano
Ron Carter – bass
Frank Butler – drums
Tracks 2, 4 & 6 – recorded in New York on May 14, 1963

Miles Davis – trumpet
George Coleman – tenor saxophone
Herbie Hancock – piano
Ron Carter – bass
Tony Williams – drums

"Four" & More (Miles Davis) 1964'

名盤 "Four" & Moreです。
全体的に曲のテンポが速めになっていて特に1曲目のSo Whatが最高です。このときTony Williamsトニー・ウィリアムスとMiles Davisマイルス・デイヴィスはギャラに関して揉めていてトニーがテンポを速くしたともいわれています。
So Whatでは意図的かはわかりませんがMilesのソロは感情的でそのあとのGeroge Colemanジョージ・コールマンのソロは落ち着いているような気がします。
このアルバムではたくさんのTony Phraseが出てくるのでドラマーであればコピーしておきたいアルバムです。

Miles Davis — Trumpet
George Coleman — Tenor saxophone
Herbie Hancock — Piano
Ron Carter — Double bass
Tony Williams — Drums

Nefertiti (Miles Davis) 1967'

こちらも名盤と言われているアルバムです。

マイルスは同じ年にSorcererというアルバムも出しているのですがどちらのアルバムにもマイルスが作曲した曲は収録されていません

このアルバム1曲目の"Nefertiti"ではミディアムテンポでのトニーのスイングを堪能することができ音色、フレーズともに参考になる曲です。またトニーが作った曲"Hand Jive"も収録されています。

Miles Davis – trumpet
Wayne Shorter – tenor saxophone
Herbie Hancock – piano
Ron Carter – double bass
Tony Williams – drums

 

hanamusic.hatenablog.com

 


【輸入盤】Four & More [ Miles Davis ]