HANA music

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管理人が選ぶ2000年代のおすすめジャズアルバム<5選>

今回は2000年代でおすすめのジャズアルバムを5枚紹介していきたいと思います。

最近のアルバムだとスイングのジャズというよりヒップホップネオソウルなどと融合しているものが多くなってきていてこの記事でもそういったアルバムを多く紹介します。

 

1.The Seasons (Ben Wendel ベン・ウェンデル)2018'

最近の新しいアルバムも話題になっているサンタモニカ出身のsax奏者Ben Wndelベン・ウェンデルThe Seasonsです。

 

hanamusic.hatenablog.com

 

参加しているミュージシャンもとても豪華だったりYouTubeにはそれぞれの曲で様々なミュージシャンとデュオで演奏している動画も上がっています。

参加ミュージシャン

Ben Wendel ベン・ウェンデル (sax, basson etc...)

Aaron Parks アーロン・パークス (piano)

Gilad Hekselman ギラッド・ヘクセルマン (guitar)

Matt Brewer マット・ブリューワー (bass)

Eric Harland エリック・ハーランド (drums)

ポイント

アルバムは月ごとの名前になっています。

参加しているミュージシャンがそれぞれ活躍していてとても豪華なメンバーになっています。それぞれのメンバーのソロのアルバムなどもあるのでそちらもおすすめです。

このアルバムではそれぞれの曲で何かが起こっていて飽きさせないアルバムだと感じました。またすべての曲の楽譜を購入することができるので演奏してみたい!という方がいたら演奏することも可能です。

2. Our Point Of View (Blue Note All-Stars ブルーノート・オールスターズ) 2017'

現代のジャズシーンで活躍しているミュージシャンが集められて作られたアルバムです。メンバーそれぞれの曲が収録されておりハイレベルな演奏を聴くことができます

参加ミュージシャン

Lionel Loueke リオーネル・ルエケ (guitar)

Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレ (trumpet)

Marcus Strickland マーカス・ストリックランド (sax)

Kendrick Scott ケンドリック・スコット (drums)

Robert Glasper ロバート・グラスパー (piano)

Derick Hodge デリック・ホッヂ (bass)

Guest

Herbie Hancock ハービー・ハンコック (piano)

Wayne Shorter ウェイン・ショーター (sax)

ポイント

メンバーもとても豪華ですがゲストもすごく豪華です。

このアルバムに収録されているWayne Shorter ウェイン・ショーター"Witch Hunt"のアレンジがとてもかっこいいです。やはりこのアルバムに参加しているミュージシャンもソロのアルバムを出していてそちらもおすすめです。

Herbie Hancockハービー・ハンコックは1960年代から現在まで様々な活躍をしていますが近年のジャズ(ヒップホップやネオソウルと融合したジャズ)での演奏も素晴らしいです

3. One (Ray Angry レイ・アングリー) 2018'

音楽プロデューサーでもあるRay Angry レイ・アングリーのアルバムです。

Ray Angryレイ・アングリーThe Roots(バンド)のアルバム"Undun"のプロデュースをしたり2010年のマイケルジャクソントリビュートのミュージカルディレクターなども務めました。またThe Rootsノアルバム"Undun"は2013年にグラミー賞にノミネートされました。

参加メンバー

Ray Angry レイ・アングリー (keyboards)

Myron Walden ミーロン・ウェルデン (sax)

Ambrose Akinmusire アンブロース・アキンムシーレ (trumpet)

Derick Hodge デリック・ホッヂ (bass)

Eric Harland エリック・ハーランド (drums)

ポイント

参加メンバーが豪華なのはもちろんのこと演奏もすさまじいです。とても先進的なアルバムだと感じました。

 4曲目の"Musique MecaniqueⅢ"ではMylon Waldenミーロン・ウェルデンのサックスとAmbrose Akinmusireアンブロース・アキンムシーレのトランペットの爆発的な演奏を聴くことができます。

4. Learn to Live (John Escreet ジョン・エスクリート)2018'

ピアニストJohn Escreetジョン・エスクリートのアルバムです。John Escreetジョン・エスクリートはAntonio Sanzhezアントニオ・サンチェスAntonio Sanchez & Migrationなどにも参加していたりsax奏者David Binneyデイビッド・ビニーKNOWERのアルバムにも参加しています。

 

hanamusic.hatenablog.com

参加メンバー

John Escreet ジョン・エスクリート (keyboards)

Nicholas Payton ニコラス・ペイトン (trumpet)

Greg Osby グレッグ・オズビー (sax)

Justin Brown ジャスティン・ブラウン (drums)

Eric Harland エリック・ハーランド (drums)

ポイント

まず特徴的なのがドラマーがJustin Brown ジャスティン・ブラウンEric Harland エリック・ハーランドの2人いるというところです。1曲の中に2人入っている曲もありスーパードラマー2人の絡み合いを聴くことができます。

 

hanamusic.hatenablog.com

 

また現代のジャズには欠かせないミュージシャンが多く参加しているアルバムにもなっています。

このアルバムもすごく先進的で勉強になる1枚です。

 

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5. Directions in Music: Live At Massey Hall 2002'

Herbie Hancockハービー・ハンコックMichael Brecker マイケル・ブレッカーを中心としたバンドのライブ盤です。

Miles Davisマイルス・デイビス, John Coltraneジョン・コルトレーンの曲を中心にアレンジなどを加え演奏しています。

参加ミュージシャン

Herbie Hancock ハービー・ハンコック (piano)

Michael Brecker マイケル・ブレッカー (sax)

Roy Hargrove ロイ・ハーグローブ (trumpet)

John Patitucci ジョン・パティトゥッチ (bass)

Brian Blade ブライアン・ブレイド (drums)

ポイント

ライブならではの演奏が聴ける1枚です。

それぞれのソロ中の演奏での会話がすさまじく聞いていてとても勉強になりますし。驚かされます。聞いていたら確実にYeah!と叫びたくなってしまいます。

それぞれのソロももちろん素晴らしいですし、ものすごく音楽をしているアルバムだと感じました。